甲羅干し
ニホンイシガメは甲羅干しが好きでお天気が良い日には日当たりが良い場所で甲羅干しを行っていることが多いです。
この甲羅干しは殺菌効果もあり、イシガメは脱皮をしますので、甲羅干しをすることで綺麗に脱皮ができるようになります。
飼育下でも甲羅干しをさせるために天気が良い日は外に出してあげることも時々はしてあげましょう。
飼育下では甲羅干しのために紫外線蛍光灯や電球を設置したりしますが、自然の太陽の光がニホンイシガメには一番良いので外に出せる時は出してあげましょう。
甲羅磨き
ニホンイシガメの甲羅は自然下では時々苔が生えているものがいます。
中国ではカメの甲羅に苔が生えているものは大変縁起が良い物とされていますが、飼育をするには苔が生えていると汚くなり、あまり良いとはいえません。
甲羅が綺麗になればカメが喜ぶという訳ではありませんが、飼育下では甲羅干しの時間も短く、甲羅が汚れることも早いため、適宜、甲羅を磨いてあげるようにしましょう。
あまりきつく磨く必要はありませんが、汚れを落とすことで皮膚病になる原因の菌を落とすことができます。
薬浴
ニホンイシガメは皮膚がとても弱いため傷がつくと傷口から黴菌が入ったり、皮膚病の原因となる水カビが出て来たりすることが多くあります。
特に水替えを怠ると皮膚病になり易いです。
ニホンイシガメが皮膚病になるとなかなか完治することが難しく、死なせてしまうことも多くあります。
ニホンイシガメは薬浴させるにも薬にも弱いため治療がとても難しいです。
もし、皮膚病などの菌に感染してしまったら熱帯魚や金魚で利用する薬でエルバージュがあります。
このエルバージューを薄めてから24時間ニホンイシガメを浸からせてあげてください。
エルバージュは比較的薬の中でも優しいためニホンイシガメにも薄めれば利用できます。
脱皮後のケアー
ニホンイシガメは甲羅が脱皮します。
脱皮を何回も何回も繰り返して甲羅が大きくなっていきます。
脱皮といえばカニやザリガニの脱皮をイメージするかと思いますが、ニホンイシガメなどのカメ類は脱皮をするときには人間が日焼けをしたときのような感じで皮がむけていきます。
ニホンイシガメが脱皮した後は水の中が甲羅の殻で汚れていますが、病気などではありませんので安心してください。
脱皮をした後はザリガニやカニのように甲羅が柔らかい訳でもなくニホンイシガメの場合は甲羅の硬さは脱皮前も脱皮後も同じです。
脱皮後のケアーとしては水質悪化の予防のために水替えをしてあげることです。
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