シェルターの良し悪し
ニホンイシガメはデリケートな性格をしているため飼育する際には環境に慣れるまで時間をかける必要があります。
そこでニホンイシガメの怖がる性格を抑えようと隠れ場所を用意する方がいます。
シェルターです。
シェルターを置いてあげるとシェルター内に入って安心することもあり、比較的問題なく飼育できます。
しかし、シェルターを入れて飼育すると餌をあげるときなどもシェルター内にいることがあり、観察ができないことが多く飼育していても見ることがあまりできなくなります。
シェルター内にいるイシガメを手で取り出すとイシガメはストレスになりますのでシェルターを入れている意味がなくなります。
シェルターは賛否両論ですが入れる入れないは好みで行ってください。
慣らしたい方はシェルターは入れない方が良いでしょう。
紫外線ライト
ニホンイシガメは水場をメインに生活をしますが、日光浴がとても好きな生き物です。
自然下では泳いでいるか甲羅干しをしているかのどちらかです。
甲羅干しは菌を取り除くことや栄養分を取り入れることや甲羅を丈夫にして脱皮が綺麗にできるようにと色々なことに役立つために欠かすことができない行動です。
飼育下で毎日日光浴をさせてあげれば一番いいですが、日光浴は毎日させることはできませんので代わりに紫外線ライトを使ってあげます。
紫外線ライトは爬虫類専門店で販売されておりますが紫外線の強さが色々ありますのでイシガメにあった強さを用意しましょう。
濾過フィルター
ニホンイシガメを飼育する場合は多くの方が水槽で飼育すると思います。
水槽内に水を溜めてブロックなどを置いてイシガメが上がれるようにレイアウトするのが簡単なレイアウトです。
しかし、長期飼育をするためにはもう少し工夫する必要があります。
例えば60cm水槽を利用する場合は水を3分の1程度入れます。
そしてレンガなどで陸場を隅につくってあげてから砂利などを利用してイシガメが甲羅干しできる環境をつくってあげます。
そして小型の濾過フィルターが爬虫類専門店で販売されておりますので小型の濾過フィルターを設置してあげます。
カメ用のフィルターは水中ポンプでくみ上げて濾過させてシャワーのように上から水を出すような仕組みの物が多いため見た目も雰囲気もよくなります。
底に砂利を敷きましょう
ニホンイシガメは爬虫類です。
爬虫類は排出物が魚類に比べるととても多い物です。
また餌の食べ方も汚いためどうしても飼育している水槽内が汚れるのが早いです。
ですので、水槽内には砂利を厚めに敷くようにしましょう。
砂利を敷くことで汚物が舞うことがなく砂利内に入り込みバクテリアが分解してくれますので汚れるスピードが遅くなるため水替えの頻度が少なくなります。
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