紫外線ライト
クサガメの飼育だけではなく水棲ガメ全体的に飼育する際に必須となる紫外線ライトは必ず用意するようにしましょう。
紫外線ライトを軽視する飼育者もおられますが、紫外線ライトは皮膚病の予防や甲羅の殺菌効果もありとても重要な役割をしてくれます。
また、紫外線ライトには紫外線の強度がありますが10.0程度を利用すれば問題ありません。
また、この紫外線ライトは紫外線の有効時間があります。
照射時間が有効時間を越えても電気は点灯しますが、紫外線の強度はなくなり効果がなくなりますので蛍光灯や電球の定期的な交換が必要になります。
濾過フィルター
クサガメは餌の食べる量も多く、排泄物も多いため飼育水がすぐに汚れてしまいます。
この汚れを防ぐためには定期的な小まめな水変えを行うこともひとつの方法ですが、一番理想的な方法は濾過機を設置することです。
濾過を設置することで飼育水の水質維持ができ、水変えも減りますのでとても飼育しやすくなりますし衛生的です。
濾過フィルターにも大小さまざまなものがありますが、大きさは小型のものでも十分です。
爬虫類ショップではカメ用の濾過機として小型の濾過機が販売されております。
濾過能力は小さくても水流があるだけで違ってきます。
特に夏の暑い季節は水流が無いと水が腐ってきたりすることもありますので濾過機を付けてあげることで解決できます。
シェルターは不要
カメの飼育では良くシェルターを設置するかたがいますが、クサガメの飼育にはシェルターは不要です。
リクガメの飼育ではシェルターを利用する種類がいますがクサガメの場合はシェルターを設置すると邪魔になるだけで無意味になります。
飼育環境に慣れるまでにシェルターを置くように勧めるショップも中にはありますが、クサガメのように活発に動くカメには無縁といっても良いでしょう。
イシガメなどの臆病で神経質な水棲ガメを飼育する際には慣れるまでシェルターを置く人もいますが、クサガメには不要です。
水槽内のレイアウト
クサガメを水槽で飼育する際のレイアウトですが基本的には水場と陸場を設けてあげてその他は何も置かないようにしておきましょう。
また、水場の底には砂利を敷いてあげると良いでしょう。
砂利を敷くことにより餌の食べ残しや排泄物が水中に舞うことがなくなり砂利内に入り込んでバクテリアが分解してくれますので濾過代わりにもなります。
陸場はクサガメが甲羅干しを出来る程度で十分です。
甲羅干し以外のスペースでは水場を確保してあげて泳げるスペースを広くとってあげましょう。
産卵を狙う場合は繁殖期以外は水槽内で同様の飼育をオスメス分けて単独飼育を行い繁殖期になるとオスメスをプラ舟などの広いスペースに産卵床を作ってあげて産卵するまで見守ってあげましょう。
⇒カメの臭い対策!原因が分かれば後は簡単!
⇒おすすめのカメ用品通販サイト