病気に強い
日本の池や河川にはクサガメ、イシガメが生息しておりますが、最近では外来種であるアカミミガメが中心に生息地を広げています。
このアカミミガメは病気に強いカメであり、繁殖力も高く増えすぎている状態です。
このアカミミガメと同様に病気に強いのがクサガメです。
クサガメはイシガメと違い、皮膚も強いため皮膚病にもほとんどかかりません。
クサガメは気性もイシガメより荒く丈夫ですので飼育面ではとても飼育しやすいカメになります。
クサガメは成体は病気に強いですが、幼体であるゼニガメは病気に弱い面があります。
幼体は病弱
クサガメは成体はとても丈夫ですが、幼体はとてもデリケートです。
クサガメの幼体はイシガメ同様で皮膚が弱くとてもデリケートです。
また、皮膚病以外にも骨格が弱い傾向があります。
クサガメの幼体の病気の予防法としては定期的な水変えによる水質維持や、紫外線ライトによる甲羅干しをできる環境作りが皮膚病などの予防になります。
この環境で幼体時期を維持できれば成体になるととても丈夫になりますのでクサガメはとても飼育がしやすいです。
また、幼体時より成体時期のほうが、手間がかかりますので成体になると飼育も簡単です。
病気になったときは
クサガメは丈夫で水変えさえ怠らなければ病気とは無縁といっても良いでしょう。
しかし、クサガメも生き物ですので病気にはなることもあります。
主な病気は皮膚病が中心になると思いますが、皮膚病に関しての治療は薬浴となります。
薬浴は成体は安心してできますが、幼体が皮膚病にかかってからの薬浴は体力がもつかわかりません。
基本的には幼体の場合は水変えを毎日行い薬浴をするときは薬を3分の1程度に薄めて利用しましょう。
皮膚病になる確率が高いのは成体より幼体が高いです。
クサガメの幼体は見た目が小さくてとても可愛いですが、飼育環境を整えておかなければ病気になる可能性がとても高くなり、飼育が難しいカメとなります。
日ごろからの予防方法
クサガメを病気から守るためには基本的には水変えを頻繁に行い水質維持をしておくと問題ありません。
しかし、水質維持と簡単に聞こえますが、この水質維持が難しいといわれております。
飼育水が透明で綺麗な場合はあまり、水質を意識する方は少ないと思いますが、飼育環境に慣れているカメであれば軽視しても大丈夫ですが、幼体となると、この透明な飼育水でも皮膚病になる可能性もあります。
それはPh値です。
Ph(ペーハー)が低すぎるとカメの場合は成体はある程度であれば大丈夫ですが幼体の場合ですと、皮膚が爛れてきたりする原因になります。
熱帯魚などの魚類ほどシビアにならなくても大丈夫ですが、飼育水を目視しただけで判断することは危険だと頭に入れておきましょう。
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