腹部で違いがわかる
クサガメとカントンクサガメを比べると表向きは同じに見えます。
しかし、裏返して腹部を見ると一目両全でカントンクサガメがオレンジがかった色になっております。
これがクサガメとカントンクサガメの大きな違いです。
しかし、飼育して比べてみるとカントンクサガメの方が性格がやや粗くクサガメと一緒に飼育しているとクサガメがいじめられることが多くあります。
できるだけ飼育する際はカントンクサガメだけで飼育するようにしましょう。
また、餌の食べる量がとても多いのも特徴です。
カントンクサガメはクサガメに比べると平均して倍近くの餌の量を食べます。
良く食べて良く動くカメですので水槽内の水も汚れが早く、手入れを怠ると皮膚病になっていることが良くあるカメです。
クサガメとカントンクサガメ
クサガメとカントンクサガメを一緒に飼育することはとても厳しいです。
飼育する際は1対1ではまず不可能ですのでクサガメの数を増やすか他の種類を一緒に入れるとバランスが取れるでしょう。
カントンクサガメが性格が荒いためあまりおとなしいカメを入れるとクサガメ同様にカントンクサガメにやられてしまいますのでイシガメ類のおとなしいカメは一緒に飼育することは避けておきましょう。
一緒に入れるとバランスが良いのは外来種ではありますが、アカミミガメなどがバランスが取れるでしょう。
アカミミガメは気性が荒いのでカントンクサガメより小さ目の物を入れるとバランスが良いです。
皮膚病に注意
カントンクサガメもクサガメ同様に皮膚病には注意が必要です。
カントンクサガメだけではありませんが、水棲ガメの病気で一番多いのが皮膚病ですので皮膚病を甘く見ず水質管理をきちんとして、飼育環境を衛生的に管理しましょう。
万が一皮膚病にかかってしまったらクサガメと同様でアルバージュやFゴールドて薬浴させます。
薬浴させている時は基本は単独飼育で餌は与えないようにします。
ですので薬浴は長くても1週間までにしておきましょう。
1週間薬浴しても治らない場合は2日から3日明けてから再度薬浴させます。
薬浴させていない時は餌を与えてください。
皮膚病が悪化すると中々食欲が出ないようで餌を食べてくれなくなることが多いです。
食べない時は仕方がないので薬浴を続けて体に付いている菌を取ってあげましょう。
活発なカントンクサガメでも皮膚病にかかると弱りますので飼育環境はいつも清潔に保つように心がけましょう。
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