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亀の飼い方~カメ飼育法~

クサガメを歩かせる

クサガメは自然下では人間が想像する以上に行動範囲が広くとても活発的に動きます。

この活発的に動くクサガメを狭い水槽で飼育するとなるとクサガメにとってはストレスになります。

クサガメを飼育する際に運動させてあげるのが一番良いですがイヌやネコのように人に寄ってくる動物ではないため中々運動させるのが難しいです。

クサガメは自然下では良く泳ぎます。

また、夜には陸場を良く歩きます。

クサガメを飼育下で運動させるためには家の庭やバルコニに放して歩かせると良いでしょう。

夏場の猛暑意外は水を気にしなくても大丈夫ですが、気温が30度を超えるときは時々甲羅に水をかけてあげるようにしてあげましょう。

クサガメを歩かせることにより、生体の代謝があがり、良く食べて栄養分も良く吸収します。

クサガメの飼育で最も注意することは運動不足による消化不良ですので出来るだけ運動できる環境作りをしてあげましょう。

クサガメの遊泳

クサガメは自然下では泳ぐことがとても好きな生き物です。

しかし、飼育下でクサガメを泳がせるスペースで飼育できているかと言えば多くの方の答えはNOでしょう。

水槽で飼育している方でも陸場と水場を用意すると60cm水槽ではとても泳げるスペースはできません。

ゼニガメは別ですが最低でも泳ぐスペースを作ってあげるとすれば180cm水槽は必要になってきます。

しかし、クサガメの飼育で180cm水槽を用意できますか?おそらく9割の方はしませんよね?クサガメを飼育されている方の多くは水に浸かれる場所と甲羅干しが出来る場所を作った狭いスペースでの飼育だと思います。

人間で例えると牢屋に入れられているような感じでしょう。

クサガメを可愛がって飼育するのであれば、定期的に大きなタライなどに水を貯めてから泳がせてあげましょう。

歩かせることも運動にはなりますが、やはりクサガメにとって泳げることは喜びであり最大の運動量を発揮しますので泳がせてあげましょう。

クサガメの複数飼育をされている方は運動をさせることはとても大変です。

複数一緒に運動させていると逃げ出したり何処へ行ったか分からなくなったりと大変です。

そのことからもクサガメなどのカメ類の飼育は単独飼育が望ましいのです。

一番良いのは自然で観察できる環境が日本にあればいいのですが、正直今の日本の環境はカメにとって住みにくい環境であり、飼育下のカメたちの方が自然下のカメたちより安全だとも言われております。

昔の日本のようにアチコチの河川や野池でイシガメやクサガメが見られる環境が戻ればいうことなしですが、今後は減っていくことがあっても増えていくことは無いでしょう。


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