よく懐きます
クサガメはイシガメと比べるととても好奇心が旺盛で人にも良く懐きます。
イシガメの場合は人が近づくと首を引込めることが多いですが、クサガメの場合は人に寄ってきます。
特に幼体から飼育しているととても可愛くて手放せなくなります。
ワイルド個体(野生採取)のクサガメに関しては性格が荒い物が多いため最初は噛みついてくることもありますが、日にちが経つに連れて人間に慣れてきます。
クサガメは野生では危険を感じた時にとてもクサイニオイを出す習性がありますが、ブリード個体(CB)の場合はニオイは出すことはまずありません。
クサガメと普段からコミュニケーションをとるにはなるべく手から餌を与えるようにしましょう。
手から餌を与えることで警戒心が無くなってきますのでクサガメ自体にもストレスが無くなります。
イシガメの場合はこのように手で餌を与えられるようになるためにはとても長期間要しますがクサガメの場合は早い時では1日目で手から食べるようになります。
クサガメはよく懐くカメですが、懐いているからといって外に出して目を放してしまうと逃げてしまいますので注意してください。
クサガメなどのカメの仲間での飼育で一番多いトラブルは飼育中の脱走です。
この脱走はカメの仲間はとても多くて飼育者も悔しい思いをした方も多いでしょう。
触り過ぎに注意
クサガメは人になつくことが早いために可愛くなって触る時間が長くなってしまうことがあると思います。
しかし、クサガメは人に触られることを良くは思っておらず触り過ぎるとストレスを与えてしまうことになります。
クサガメなどのカメの仲間はストレスを与えているということに中々気づくことができません。
表情も分かりませんし、もちろん言葉もわかりません。
クサガメがストレスを感じていると思われる行動はどういう時でしょう。
クサガメがストレスを感じた時にでる行動は拒食です。
食欲が落ちてきたと感じた時は注意が必要です。
基本的には病気には強いカメですので暫く放置しておくと食欲も元に戻りますが、中には回復しないカメもいます。
このような場合は水替えを行い1週間ほど餌も与えずに放置しておきます。
用意できるようであればカワエビや小魚の生き餌を1~2匹入れておくといいでしょう。
1週間放置して様子を見て人工飼料を与えてみると多くのカメは食べてくれるようになります。
リクガメや蛇などの拒食はなかなか手に負えるものではありませんがクサガメやアカミミガメの場合は拒食をしてもある程度の期間で元に戻ることが多いため飼育がし易いと言われている理由の一つです。
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