水槽内のメンテナンス
クサガメの飼育水槽は基本的に60cm水槽で飼育される方が多いでしょう。
この60cm水槽で飼育する際のメンテナンス方法はレイアウトによっても変わってきます。
基本的に小型水槽で飼育する場合は砂利を下に敷いてブロックを1個甲羅干しのために置いておく程度で充分です。
あまりアクセサリを多く入れると掃除が大変になり管理が厳かになってしまいます。
では水槽内のメンテナンスですが、熱帯魚などでは60cm水槽の水替えは3分の1交換が一般的で多くても2分の1の交換までです。
しかし、クサガメや亀の仲間の場合は水槽内に水を満タンに入れることもないので基本的には全部交換します。
この時に注意することはクサガメに怪我などがないかを確認してください。
傷があったりする場合は水替え後に薬を投与する必要があります。
自然治癒に任せることもできますが、完治せずに腐っていくこともありますのでできるだけ薬を使いましょう。
薬はエルバージュで大丈夫です。
濾過漕のメンテ
クサガメの飼育では濾過器を付ける方はあまりいないでしょう。
しかし、濾過器を付けることでクサガメの長期飼育が可能であり飼育環境を清潔に保てます。
また、濾過器を付けて濾過槽を定期的なメンテナンスをすることで悪臭もすることがなくなります。
濾過器の対応は小型の水中モーターが付いている浅場でも使えるタイプの水中濾過器を使うことがクサガメの飼育では多いでしょう。
また、濾過ボーイなどのエアレーションタイプの濾過フィルターを兼用することで更なる水質維持ができます。
この濾過のメンテナンスは基本的には月一回濾材交換を基本にして週1回濾材を荒います。
熱帯魚を飼育している方では考えにくい行動でしょうけどカメの場合は排泄物がとても多いため濾過漕の清掃は小まめにする必要があります。
砂利の掃除
クサガメの水槽の下には砂利を敷く方が多いでしょう。
砂利を敷かなければ飼育水の悪化が早く、水替えを頻繁に行わなければいけなくなります。
砂利は基本として敷いておきましょう。
この砂利のメンテナンス方法は水替え時にざっと混ぜて歩く洗う程度で充分です。
あまり念入りに洗う必要はありません。
砂利を洗う時の注意点は飼育ケースが水槽の場合は水槽の底面のフチにシリコンボンドでシールされているためシリコンに傷つけないようにしましょう。
シリコンに傷がついてから、剥がれてくると水漏れの原因となります。
水槽本体のメンテナンス
クサガメを水槽で飼育している方は3年から5年を目処に水槽のシリコンをチェックしてください。
特に底面です。
砂利を敷いているとシリコン部分がへたってきますので確認するようにしましょう。
もし、シリコンがへたっているようであればシリコンを塗りなおす必要があります。
ガラス水槽の欠点でもありますが、水漏れ予防にも確実に点検しておくようにしましょう。
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