カメは爬虫類の中で最も長生きする生き物ですが、世界各国に多くの種類のカメが生息しております。
カメが全体的に野生の生息数が減ってきております。
種類によっては本来いるべきでない国に外国産のカメなどがいたり例外もありますが、多くの種類のカメは激減しております。
中でもイシガメの仲間が世界的にとても減ってきていることが分かっております。
カメは基本的に水質の変化には強いものが多いのですが、イシガメの仲間は綺麗な水を好みます。
また、イシガメの中でも最も生息数が減っている種類がキボシイシガメです。
キボシイシガメは褐色、黒色の甲羅に黄色いドット模様が甲羅全体的に広がっておりとても綺麗で魅力のあるイシガメです。
このキボシイシガメはとても神経質な性格をしているため、キボシイシガメの子供から育てると失敗する方も多くいます。
キボシイシガメだけではありませんが、水質の変化にも弱いところがあり、多種との混在飼育にも適しておりません。
サイズが同等でおとなしいカメとであれば一緒に飼育ができないことはありませんが、大きさが違ったり、性格が荒いカメと一緒に飼育していると拒食したりして弱っていきます。
キボシイシガメの飼育環境ですが、水の中にいる時間と陸場にいる時間が半々ぐらいですので、泳げるスペースと陸場で少し歩けるぐらいのスペースを設けてあげると良いでしょう。
また、神経質な性格でもあることから、なるべく、広いスペースで飼育してあげて、レイアウトは基本的には飼えないで飼育してあげましょう。
キボシイシガメはレイアウト変更などを行うと、ストレスとなることがありますので注意が必要です。
飼育するときの水温ですが、冬の間だけ水温低下に注意しなければいけません。
基本的には水温は20℃以下にはならないようにして飼育しておきましょう。
イシガメの仲間は20℃を下回ると動きが鈍くなることもありますので水温低下には注意が必要です。
また、甲羅干しをしますので紫外線ライトの設置も必要になります。
紫外線ライトは8時間程度ONにしておくようにタイマーなどで時間を決めてから利用しましょう。
餌ですが、キボシイシガメは雑食性です。
ですので、ミミズやミルワーム、小赤やメダカ、などの肉食傾向の餌と小松菜、チンゲンサイなどの草食系の餌とを交互に与えると長期飼育ができます。
ペットショップで販売している水棲ガメのフードをメインで与えてから、時々生き餌を与えるのも良い方法です。
キボシイシガメだけではありませんが、希少価値が年々高くなっていっているカメでもありますので飼育する際は大切に飼育しましょう。
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