消化不良を起こす原因
イシガメの仲間で皮膚病の次に多い病気が消化不良です。
消化不良のための便秘が多くあり、酷い時は死に至ることもあります。
イシガメが消化不良を起こすときの原因は食べすぎです。
イシガメは餌を与えれば与えるだけ食べます。
食べることは別にいいのですが、食べる量に見合う運動を行わなければ消化不良を起こしたりして便秘の原因にもなります。
イシガメも人間も同じです。
食べた分は消費しないと胃の中の消化ができずにお腹をこわしてしまいます。
人間の場合は便利で薬を飲めば治りますがイシガメには薬がありませんので消化不良を起こしてしまうと大変です。
また、イシガメの主な食事は肉食系が多いため昆虫類や小魚を多く食べるため消化不良を起こすと雑菌による他の病気にかかる可能性も多くありますのでイシガメにとっては危険な病気になります。
消化不良を防ぐためにすること
イシガメは消化不良が命取りとなってしまうこともあり、イシガメにとっては危険な病気になります。
イシガメの飼育をしていると、つい可愛くて何回も餌を与えてしまうこともあります。
可愛いからと言って餌をあげすぎてしまうと最悪の事態になりうることもあります。
この消化不良を防ぐためには、まず決められた時間に決められた餌の量を与えることです。
餌を与える時間が多少前後することは大丈夫ですが何時間もずれて毎日不定期に与えているとイシガメのお腹に負担がかかってしまいます。
まずは餌を与える量と時間帯を決めることが大切です。
次に重要なのがイシガメに餌を与えない日を必ず最低でも1週間に1日は作るようにしてください。
できれば1週間に2日作った方が良いかもしれません。
餌を与えない日があるとは可哀そうと思われる方が多いかもしれませんが、これもイシガメのためです。
イシガメは飼育下では水槽内のため運動量が少ないので餌を食べてから完全に消化してしまうまでがとても時間がかかります。
1週間毎日食べ続けると消化が間に合わなくなり消化不良となってしまいます。
イシガメの便秘
イシガメの消化不良が続くと下痢や便秘になっていることが多くあります。
水棲ガメの場合は下痢や便秘が非常に分かり難いです。
おそらくイシガメの排泄物を見ることができないと思います。
水に溶けて水が黒っぽく濁っていると排泄していることが分かります。
イシガメの元気が無くなったり、食欲が落ちた時は消化不良になっていることも考えられますので1週間ほど餌を抜いて様子を見ましょう。
1週間餌を抜けば大抵のイシガメは食欲が戻り、元気を取り戻してくれるでしょう。
⇒カメの臭い対策!原因が分かれば後は簡単!
⇒おすすめのカメ用品通販サイト