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亀の飼い方~カメ飼育法~

リクガメの栄養バランスを考えよう

最近では爬虫類をペットにしている家庭が増えてきました。

昔は爬虫類といえば敬遠されていた方が多くいらっしゃいましたが、時代の流れで今では爬虫類をペットにしている方は多くいらっしゃいます。

爬虫類のなかでもペットとして飼育している種類が多いのはカメの仲間です。

水棲ガメとリクガメが人気があり飼育者が増えてきております。

今回はリクガメの飼育についての栄養バランスについて記載させていただきます。

まず、リクガメだけとは言い切れませんが、飼育下では栄養バランスが崩れることが多いのが爬虫類の飼育で最も多いといわれています。

その栄養バランスの崩れの中でも最も多いのがカルシウムです。

トカゲやカメレオンでもカルシウム不足で飼育に悩まれている方が多くいらっしゃいます。

また、リクガメもカルシウム不足による原因で手足が弱ったりして酷い場合は自分の体重をさせられなくなり死に至る場合もあります。

このカルシウム不足による原因は与える餌の偏りと日照不足によるものが原因となります。

リクガメの飼育では餌は草食傾向が強いため野菜中心で与えることが多くありますが、野菜だけでは必要な栄養分が摂取できないため野菜以外にも与える必要がありますが、飼育下では野菜以外を餌で与えるとなるとリクガメフードになり、リクガメフードでもカルシウムは十分に摂取することはできません。

そこでリクガメフードと野菜を中心に餌では与えますが、別に爬虫類ショップなどで販売されているカルシウムパウダーをリクガメフードや野菜にふりかけて与えることでカルシウムを十分に摂取させることができます。

このカルシウムはリクガメの場合は手足の骨はもちろんですが、甲羅にもとても良い効果が現れてきます。

カルシウム不足が酷いリクガメになると硬い甲羅が柔らかくなってきたり、甲羅の脱皮がうまく剥けずにボロボロになったりして無残な姿になってしまうこともあります。

リクガメの飼育では一番重要なことは餌のバランスがとても重要になってきます。

多くの方は食べる物を適当に与えておけば良いであろうと思って飼育されている方がほとんどですが、リクガメが成長するにしたがって変わりようにあわてる方が多くおられます。

リクガメフードを中心に与えていると比較的栄養バランスは取れているようですが、カルシウムは中々、体内に吸収されにくいためカルシウムパウダーをお勧めします。

幼体のころのリクガメはあまり、カルシウム不足と見られる兆候がないためわかりにくいですが、固体が大きくなるにつれて歩き方が変になったり、異変が見受けられるようでしたら、餌の改善が必要です。

カルシウムパウダーは少々高めですが、リクガメを健康に育てるために便利なものですので是非利用することをお勧めします。

リクガメだけではなく爬虫類全般に利用できますのでリクガメ以外に飼育されている爬虫類がおられる方は併用してご利用ください。


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