爬虫類の中で最も人気があり、長生きする種類がカメですが、このカメには大きく分けて二つに分けることができます。
リクガメと水棲ガメです。
この2種類は基本的に陸か水場かのどちらかですが、現在はペットとして人気があるのは水棲ガメのようです。
水棲ガメといっても小型種から大型種とが多くいます。
ペットとして人気があるのはやはり小型種が人気が高いようです。
今回は昔から日本に生息している爬虫類でイシガメとクサガメについて記載させていただきます。
イシガメですが大きさはオスは15cm程度でメスは大きい物では30cm近くまで成長するものがいます。
オスの方がメスより小型です。
また、特徴としては皮膚がたいへんデリケートで傷に弱く、傷がつくと病気になり易い点があります。
クサガメはイシガメより大きい物が多くこちらもメスの方が大きくなるようです。
イシガメに比べると環境の変化にも強く性格も荒いです。
このイシガメとクサガメは昔はどこにでも見かけることができていましたが、最近では中々見かけることができなくなってきました。
イシガメは元々から綺麗な水を好むため河川でも上流の綺麗なところに生息していることが多く野生のイシガメは生息数が少なめです。
クサガメは大きな河川から池や沼や田んぼなどに多く生息しており、比較的日本中の河川には生息が確認されていました。
しかし、今ではミシシッピアカミミガメ一色に染まりつつあります。
このイシガメとクサガメは自然界では生息場所が似ており、時々イシガメとクサガメのハイブリッド個体が見かけることができます。
このハイブリッド個体はウンキュウと言いウンキュウでもイシガメ型とクサガメ型の2種類に分けられます。
よく、イシガメにしては色が少し黒っぽいや、クサガメにしては甲羅の形が少し違うと違和感がある個体がウンキュウというハイブリッド個体の可能性が高いです。
イシガメとクサガメのハイブリッドはなかなか生まれることが無いため生息数も少なく人工繁殖を試みても中々成功できないため希少価値が高いカメであります。
クサガメとイシガメは昔からの日本固有のカメでありますが、飼育しているとウンキュウを作るなど色々な楽しみ方がありますので日本のカメの飼育も面白いです。
最近では日本のカメもペットショップで見かけることが多くなり、お値段も結構な高値で販売されております。
日本のカメは外国産に比べえると飼育環境が簡単なのでとても飼育がし易いカメです。
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