爬虫類で最も長生きをすると言われている亀ですが、リクガメとミズガメに大きく分けられています。
リクガメとミズガメの中でも、まだ細かく分類されていますが、今回はリクガメの種類について大まかに記載させていただきたいと思います。
リクガメは主に陸で生活する亀ですが、高温多湿を好むリクガメと高温で乾燥している地域を好むリクガメと分けられています。
また、同じ種類のリクガメでも生息地が違うと甲羅の色が全く違うものがいます。
最近多いのがギリシャリクガメです。
ギリシャリクガメはノーマル固体以外にオレンジっぽい甲羅の固体や黒っぽい甲羅の固体のものがいます。
よく、魚などでは人工的に手を加えて色を変えたりしていますが、亀の場合は人工的に手を加えたものではなく自然の色となっています。
生息する地域の紫外線の強さや、餌となる食べ物で色が変ってくると見られているようです。
人間で例えると黒人、白人、黄色人種と同じような感じです。
リクガメで飼育できる最大種はアルダブラゾウガメという種類のゾウガメで重量も100kg以上は軽く超えてしまう大型の亀です。
アルダブラゾウガメは生息数も激減している中で繁殖固体であるCB固体が出回るようになってきており、最近になって若干値段が下がってきておりますが、まだまだ、高額なリクガメですので飼育されている方は少ないようです。
大型のリクガメで一般的に飼育している方が多いのはケヅメリクガメです。
こちらのリクガメもゾウガメのようにはなりませんが、とても大きくなり大型のリクガメです。
リクガメの中では繁殖固体(CB)がよく出回っており、飼育しやすい強い亀ですので人気があるリクガメです。
しかし、爬虫類ショップで出回っているケヅメリクガメの多くは5cmから10cmの小亀が主流で販売されており、飼育者の中では大きくなることを考えずに購入する方も多く、飼育ができなくなり手放す方も多くなってきて問題にもなっています。
ケヅメリクガメは亀の中では最も成長が早く3年程度で5cmぐらいの生体も20cmから30cmまで成長してしまいます。
まだまだ成長は止まりませんので大きくなることを考えてから購入する必要があります。
ケヅメリクガメは乾燥地帯を好む亀です。
高温多湿を好むリクガメも人気がある種類がいます。
ホシガメです。
インドホシガメとビルマホシガメがいますが、どちらも湿度が高いところを好みます。
ホシガメに関してはペットショップでは間違った飼育をしているところも多くありますので基礎知識は本などできちんと調べてから飼育するようにしましょう。
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