目に見えない重要なこと
クサガメの飼育では皮膚が荒れていないか、甲羅の状態が良いか、指とびや尾切れが無いかなど飼育中には必ずチェックすると思います。
また、飼育中でなくショップで購入するときも見るポイントになります。
しかし、クサガメにとって外観を見るよりも健康状態を確認するとても重要なことがあります。
それはクサガメの体重です、クサガメの体重は一般飼育者はあまり気にされる方はいませんが、リクガメやその他のカメを飼育されている方で本格的に爬虫類の飼育をされている方は体重管理を行っております。
爬虫類で一番怖いのは痩せていくということです。
爬虫類の多くが痩せている場合は寄生虫がいる時や、その他の重大な病気になっていることが多いです。
また、飼育環境に慣れていなくて拒食をしていることもあります。
クサガメの体重管理も同じです。
痩せていないかの確認を定期的に確認することが飼育していく上では最も重要になります。
クサガメのお体重の量り方
クサガメの体重を管理するといっても量り方が分からないと思います。
クサガメを測るときには食品用の量りを使うことも1つの方法ですがじっとしていないこともありますので測れないこともあります。
一番便利な量り方はクサガメの甲羅に紐を結んでから、釣りなどで釣れた魚を測るときに使うバネ測りを使うのが量り易いです。
最近のバネ計りはデジタル表示のものが多く見やすくてとても便利です。
クサガメの甲羅に紐を結んで図ることでクサガメの体重が分かります。
この体重を定期的にチェックしていき体重の増減を確認していきます。
体重が減っていっていると良くありません。
増えていく分にはある程度であれば大丈夫です。
万が一減っている場合は飼育環境の見直しからしていきましょう。
クサガメの場合は複数飼育で拒食する個体が多いため痩せていく個体が見られることもあります。
この時は単独飼育にしてあげることで解決するでしょう。
クサガメの成長
クサガメは成長が意外と早いのですぐ大きくなります。
クサガメの幼体から飼育する際には大きさも重要ですが体重管理が飼育していく上でポイントになりますので成長記録のような簡単な日記を付けていくと良いでしょう。
クサガメの体重管理は2週間に1回程度計測を行う程度で大丈夫です。
クサガメが幼体から成体に成長する段階で普通は体重が落ちることはありませんので体重が減っている時はクサガメに何か異常があるか飼育環境に問題がありますので飼育環境の見直し、観察を念入りにすることを行うようにしましょう。
クサガメの場合は体重管理まで行っておけば何十年も飼育できる生き物ですので楽しめます。
地味なカメですが最近ではクサガメにも色彩変化している生体も出回ってきていますので魅力的なカメとなっております。
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