イシガメのエサやりの一般的な目安は、小ガメなら朝1回程度、大人のカメなら2~3日で1回でも大丈夫なようです。
食べ残しなどが無いよう、特にカメが食べる分だけあげてもかまいません。
小ガメの時は食欲も旺盛な個体も多く、生肉などびっくりするぐらい食べる事もあります。
小ガメのうちは好きなだけ食べさせても問題はほとんどありませんが、喉にエサがつかえてしまう場合もありますので注意しましょう。
ふつうイシガメは自分の頭の大きさ程度は食べることができるといわれています。
エサはできるだけ細かく切ってやる方が良いみたいですね。
イシガメの場合は水中でも陸上でもエサを食べることができますが、エサによっては水中に持ち込んでから食べる個体もいます。
不思議なことに他のカメが一度口をつけたエサは絶対食べない個体もいます。
また少しでも古くなったらもう食べないというイシガメもいますので、食べるだけ与えたあとは、すぐに取り除いた方がいいでしょう。
イシガメに与えてはならないものとして、ソーセージ類、ちくわ、ハム、はんぺん、お菓子などは良くないでしょう。
脂肪分の多いエサを与えすぎると、脇の下や後足の付け根がぶよぶよと甲羅からはみでてきますので、注意してください。
しかし気分転換で少量あげる分には経験上問題ないと思います。
それに基本的に慣れないエサは臭いを嗅いで顔を背けるといったように、食べないカメがほとんどです。
食事が終わるとイシガメは水を飲みますので、カルキの無い新鮮な水を与えてください。
水が少しでも異臭があるとカメは飲まなくなります。
水はカメにとってとても重要ですから、必ずきれいな水を十分に用意しましょう。
我が家ではヤドカリ用の給水器を用意したことがありましたが、古くなるとやっぱり飲みませんので、ステンレスのバットに少量の水を注ぎ、飲み終わったり汚れたらすぐに新しい水に取り替えます。
水を注ぐと待ってましたとばかりにイシガメ達は寄ってくるようになりました。
市販の飼育書ではイシガメの水換えの目安として週1~2回と書かれていたりしますが、これは病気になる危険ギリギリの目安でしょう。
我が家では35×40センチ程度の衣装ケース内にカメの甲羅程度の広さのステンレスバットで水場を与えています。
エサの食べ残しや糞尿は、台所用の水切りを床に敷いていますので、少量の水で下に流し落とします。
カメの体がいつも汚れないようにして、床面に溜まったものなどは毎日ケースごと洗っています。
きれいに洗った衣装ケースでエサを与えると臭いもなくて食欲や水飲みも旺盛になるようですし、すがすがしそうに求愛行動など始めるカメもいます。
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