爬虫類は最近日本でもとても人気がでてきており、犬や猫と違い鳴かないため、マンションやアパート住まいの賃貸住宅の方でも飼育できるのでペットとして飼育されている方がとても多くいます。
この爬虫類の中でも最もポピュラーなのが水棲ガメで、お値段も手頃なものが多くて飼育されている方が多くいらっしゃいます。
しかし、爬虫類独特のニオイがあるため、途中での飼育放棄が多いのも現実です。
この飼育放棄の原因の多くは水棲ガメの水がすぐに汚れて水替えを頻繁に行わなければいけないことや、爬虫類全体的にですが、糞がとても臭いので水棲ガメも飼育水槽の中で糞をするために、すぐに飼育水が汚れてしまうことがあり、飼育水の管理に嫌気がさしてきての飼育放棄が最も多いようです。
この飼育放棄者が今後増えないように正しい飼育方法を身につけましょう。
まず、水棲ガメの多くは甲羅干しもするために陸場を設けなければいけません。
この陸場を設ける時に多くの方が悩まれるようです。
水棲ガメの場合は陸場は土で作る方が飼育環境にしては最適ですが、土で作った場合には飼育水が濁って汚く見えてしまいますので土で作るのは辞めておきましょう。
陸場を作る際はレンガやコンクリートブロックを用意してから陸場を設けてあげるのが飼育水も濁らず、カメ自体も登り易いので最適です。
また、カメの大きさにもよりますが、陸場と水場の割合は3体7ぐらいで水場を7割以上設けてあげるようにしてあげてください。
この水場は深場と浅場を設けてあげることが重要です。
深場で潜って泳いだり、浅場で歩きながらくつろいだりできるスぺースを作ることがカメには良い環境になります。
この水場の水質管理ですが、何もしなければ1日から2日で水が濁ってきて臭くなってきます。
毎日水替えができればいいですが、毎日水替えをする方はまず居ないでしょう。
この水質をなるべく長期間綺麗な状態で維持させるためには底に砂利を集めに敷いて砂利にサンゴすなを 混ぜることで水質が酸性化するのを防げるので便利です。
また、底面濾過を設置してエアーポンプでエアーを送ると底面の砂利が濾過槽代わりとなりますので水質が良い状態が続きます。
底面濾過は嫌だと言われる方はカメ用の濾過を付けると良いでしょう。
最近はテラリウムの人気もあるため、カメの飼育をされる方向けの濾過ポンプの販売もしているショップが多くあります。
カメの飼育水は濾材や砂利を使って熱帯魚の飼育をするような感覚で濾過付けてあげることで水質維持が簡単になり、飼育が楽しくなります。
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