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亀の飼い方~カメ飼育法~

オスとメス

クサガメのオスとメスの見分け方はイシガメ同様で成体の場合は簡単です。

メスが大きくてオスが小さいです。

また、尾の裏でも確認ができます。

オスとメスでは尾の裏が少し違いますので見比べるとお分かりいただけるかと思います。

オスの場合はクサガメは大きさは15cm程度までしか成長しません。

いかし、メスの場合は30cm弱まで大きくなる大型個体もいます。

クサガメは基本的にはイシガメと似ていますのでイシガメの飼育をしたことがある方はイシガメより丈夫ですので簡単に飼育ができます。

交尾させるためには

クサガメを産卵目的で飼育する際には交尾させることが重要になってきます。

メスは交尾をしなくても無精卵を産みますが勿論、孵化することはありません。

孵化させるためには受精させなければなりません。

クサガメを交尾させるためにはオスとメスを一緒に飼育する期間が必要になります。

しかし、クサガメはあまり、ペアーで飼育することができない種類ですので発情期の春先にペアリングを組ませて様子をみます。

交尾を確認できれば別々にして単独飼育をしますが、なかなか交尾の確認ができない場合はオスの個体を変えたりメスの個体を変えたりする必要があります。

何日たっても交尾の確認がとれないペアーは何日一緒にしていても無駄ですので見切りをつけるようにしましょう。

産卵前の準備

クサガメは交尾の確認が取れたらオスとメスを別々にして完全な単独飼育を行います。

メスの飼育環境は浅場の水場と砂で陸場を作り産卵ができる場所を用意してあげましょう。

交尾の確認後数日後に何回かに分けて産卵することがあります。

産卵後はメスを別の飼育ケースに移して卵だけにします。

孵化

産卵後クサガメの卵の育て方は2通りあります。

一つ目は自然に任せて孵化させる方法と、人工的に孵化させる方法です。

爬虫類向けの孵化器が爬虫類専門店で販売されていますのでその孵化器を使うと早く生まれてくるでしょう。

自然に任せる場合は湿度とかの関係もあるため孵化率が下がってしまいます。

実際に自然下でも孵化率はとても低いのが現状です。

産卵から孵化までの間は飼育ケースはいつも以上に清潔にしておく必要があります。

水質もですが、湿度管理が重要ですので、霧吹きなどを定期的にするなど工夫が必要になってきます。

孵化させるときは必ず飼育できるスペースがあることを確認してから繁殖には挑戦するようにしましょう。


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