リクガメの中で最も甲羅の模様が美しいと人気が高いホシガメですが、ホシガメの中でもインドホシガメやビルマホシガメと分類されております。
そのホシガメの中でもビルマホシガメはとても人気が高く模様が綺麗です。
インドホシガメと違いお値段も高いため飼育されている方は少ないようです。
ビルマホシガメの飼育方法は基本的にインドホシガメと同様です。
しかし、リクガメの中でもインドホシガメとビルマホシガメの飼育は難しい分類に入ります。
餌は他のリクガメ同様にリクガメフードや野菜類でいいのですが問題は飼育環境です。
ホシガメが日本に入荷するようになってから暫くは多くのショップでは他のリクガメと同じ様な感じで乾燥気味の環境での飼育をされておりましたが、長期飼育が難しくて当初はとても飼育しにくいリクガメとまで言われておりました。
色々とホシガメについての情報が入るようになってきてから、インドホシガメも、ビルマホシガメも、乾燥地域と湿地帯と両方を行き来することが分かっているようです。
基本的には乾燥しているところより湿気が多い環境を好むようです。
しかし、飼育下で自然と同じ環境を作るのはとても難しいです。
ホシガメの飼育環境ではタイマーを上手に利用することで簡単に飼育ができます。
まず、ホシガメと他のリクガメとの共通で必要な飼育器具ですが、水浴び場、保温球、紫外線ライトが絶対に欠かすことができない共通の器具です。
ホシガメの飼育はこの必須器具に加えて加湿器が必要となります。
この加湿器をすることで湿気のある場所を作ることができます。
しかし、四六時中加湿器を稼動させていては飼育ケージ内は水浸しになり、乾燥地帯を作ることができません。
そこでタイマーの出番です。
タイマーも電気屋で売っている安いものでは24時間の設定しかできませんので少々高いですが、1週間のスケジュールを組めるタイマーを用意することをオススメします。
加湿器は基本的に週1回12時間~20時間ほど稼動させるようにセットします。
そして、他の照明類は毎日8時間程度点灯するようにしておくと良いでしょう。
スポットライトは保温用で利用しますので夜間用と日中用に分けてタイマーセットし、サーモスタットでの管理をして設置するようにします。
しかし、1週間スケジューリングが組めるタイマーはとても高額でなかなか、簡単には購入できません。
その方は24時間タイマー設定できるタイマーを2つ買い、加湿器側のタイマーを1日1時間から3時間で設定して、紫外線ライトのタイマーを1日8時間から10時間に設置して運用します。
この場合だと基本的に湿度が高くなってしまいますので定期的に飼育ケージのマットなどを交換しないとカビが生えたりしやすくなりますので注意してください。
ホシガメはとても綺麗で魅力的な亀です。
是非飼育に挑戦してみてください。
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