ゼニガメ
イシガメの赤ちゃんはゼニガメと呼ばれていましたが現在ではゼニガメはクサガメの赤ちゃんのことを指していることが多いようです。
昔はゼニガメといえばクサガメではなくイシガメの赤ちゃんでした。
イシガメの赤ちゃんの環境
イシガメは生まれてすぐ歩き出します。
生まれたての赤ちゃんは甲羅もとても柔らかいため人間が手で強く持ちすぎると潰れてしまったり歪んでしまったりすることもあります。
イシガメの赤ちゃんを持つときは軽く手で添える感じで持ってあげましょう。
また、必要以上に持たないようにしましょう。
イシガメの赤ちゃんはとても小さくて可愛いのでつい触ってしまいますが、あまり触り過ぎると甲ズレの危険が高くなり変形してしまう可能性があります。
ある程度成長するまでは最低限必要な時のみ触れるようにして世話をしてあげてください。
飼育環境
イシガメの赤ちゃんを飼育する際は水槽は小さくても構いませんが、水質を維持できるように小型の濾過フィルターを用意しましょう。
そして、水替えをマメに行うようにして下さい。
イシガメの赤ちゃんの生存率はとても悪く1割育てば良いとまで言われております。
自然界では天敵が多く食べられることもあり、自然の摂理ですので仕方がない面もありますが、飼育下では生存率が普通は上がると考えてしまいますが、イシガメの赤ちゃんが親ガメに慣れる確率はとても低いのが現状であり、イシガメの赤ちゃんの飼育はとても難しいと言われるようになっています。
イシガメの赤ちゃんの飼育環境は水槽内に砂利などを敷いて陸場を設けて水場を浅くしてあげれば後は何もいりません。
手入れがし易いようにあまり、ゴチャゴチャすることがないように飼育環境を整えます。
イシガメの赤ちゃんの飼育が難しい訳
イシガメの赤ちゃんは皮膚がとても弱く生まれたばかりでは免疫も無いため病原菌に対しての抵抗力も全くありません。
予防するための薬浴という方法もイシガメの赤ちゃんにはあまり使うことができません。
イシガメの赤ちゃんが一番多い病気は水カビ病といわれている皮膚病です。
この皮膚病は一度かかってしまうと薬浴しないと治療が難しいためイシガメの赤ちゃんには致命的な病気ともいうことができます。
また、飼育する際に砂利などで皮膚に傷がつき傷口から菌が入って病気になることも多くあります。
砂利を敷かなければ皮膚に傷はつかないで済みますが、砂利が無い水槽では飼育水の汚染が早くなるため砂利は敷いておいた方が良いです。
しかし、材質は角が無く丸い砂利を敷くようにしないと意味がありません。
イシガメの生体でも皮膚病は多いですが、イシガメの赤ちゃんではとても多く、イシガメの赤ちゃんは複数飼育をされていた場合は前部にうつっている可能性もあるためイシガメの赤ちゃんも単独飼育で飼育をしておきましょう。
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