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亀の飼い方~カメ飼育法~

リクガメの病気

爬虫類の中では最も長生きするといわれているリクガメですが、イメージ的にはとても強くて病気とは無縁というイメージが強いのではないのでしょうか。

しかし、イメージとは逆で風邪をひいたり、皮膚がボロボロになってきたりと病気になることが結構多い生き物です。

多くの原因は飼育環境にありますので間違った飼育をしなければ病気になることは滅多にありません。

飼育環境で特に注意しておくことが気温の低下です。

リクガメの多くの種類では低温になると動きが鈍くなり、食欲もなくなってきます。

また、気温の変化が不定期に繰り返すと風邪をひいてしまいます。

リクガメが一度風邪をひいてしまうと治りが遅く看病も大変です。

複数飼育している場合は他の亀にも移る可能性もありますので隔離が必要にもなってきます。

亀の場合は獣医さんに診察してもらえるところもありますが、あまり爬虫類を取扱っている獣医さんは日本には少ないため、診察してくれる獣医さんを探すのに大変です。

なかなか、リクガメを診察してくれる獣医さんはいないですが、飼育する前に近所にある獣医さんに爬虫類の診察をしてもらえるか問い合わせて確認をしておいたほうが良いでしょう。

リクガメは人間以上に長生きするものもいますので、その間に病気に1度や2度は必ずといっていいほどかかると思います。

また、大型のゾウガメやケヅメリクガメなどの持ち運びが困難なリクガメの場合はなかなか、病院に運ぶことができないと思いますので、事前に訪問をしていただくことができるかなどの確認も必要です。

リクガメは世界中で野生固体が激減していっております。

特にゾウガメが絶滅の危機と話題にもなっておりますが、ゾウガメだけではありません。

ほぼ全種類の野生固体は年々確実に減少していっております。

一部地域ではリクガメを食用としているところもありますが、多くの原因はペット用にするための乱獲が減少の原因となっているようです。

最近では世界各地でリクガメの保護を実施しており、野生固体の採取ができなくなってきております。

そのかわり、ブリーダーが増えてきておりCB固体の販売が増えてきております。

CB固体は病気をしにくいといわれるショップの方がいますが、基本的にはCB固体もWild固体も病気になる時はなります。

CB固体だから病気になりにくいということはありません。

CB固体は野生固体に比べると餌付きがよく、飼育しやすいという利点はあります。

リクガメの皮膚病などもありますが、皮膚病の原因の多くは日照不足によるものか、飼育環境の清掃を怠っているかのどちらかが原因となっていることが多いため、飼い主に原因があることが多いです。

リクガメを飼育される方は、飼育設備を万全に整えて普段から清潔に飼育環境を保つようにしてあげましょう。


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