昔と今の生息数
昔は日本全国の河川や池は水がとても綺麗で今のように汚染されている川や池が少なかったため、日本全国各地でニホンイシガメを見ることができていました。
しかし、現代では河川や池は汚染されており、ごく一部の人里離れた綺麗な河川や池でのみしか生息の確認がされておりません。
ニホンイシガメの保護活動
一部の都道府県ではニホンイシガメを保護の対象としており、大切に見守られている都道府県もあります。
現代は外来種が自然界に多く繁殖されて野生化していますのでニホンイシガメは保護なしでは絶滅の心配がでてきております。
ニホンイシガメが好む環境
ニホンイシガメは極端な暑さと寒さにとても弱いため、今の日本の気候では住みにくくなってきているようです。
ニホンイシガメの生息するのに適している環境は湿度が適当にあり、綺麗な水があり、日当たりが良い場所を好みます。
今の日本では山奥か田舎の一部の地域がニホンイシガメの生息には適しているといえます。
ニホンイシガメの天敵
ニホンイシガメは昔は生息数が沢山いましたが、現代では極端に生息数が減ってきております。
この理由は環境汚染も1つの原因ですが、環境汚染よりも深刻となっている外来種の異常発生です。
外来種のなかでも特に多いのがミシシッピアカミミガメです。
このミシシッピアカミミガメは性格が荒くニホンイシガメはミシシッピアカミミガメの異常発生により生態系が崩されていっております。
ニホンイシガメの絶滅を避けるために
外来種の異常発生と環境汚染を防ぐとニホンイシガメの絶滅は避けることができるでしょう。
しかし、これはニホンイシガメだけの問題ではなく地球全体の問題となります。
少し大げさになるかもしれませんがニホンイシガメの生態系を守るためには地球全体で環境問題に取り組まないといけないということです。
現在はニホンイシガメの保護活動に取り組んでいる方もいらっしゃいますが、今の状況では、いずれは絶滅することになっていくでしょう。
ニホンイシガメの産卵
ニホンイシガメは夜に陸場の砂を掘って産卵を行います。
しかし、産卵後の孵化率はとても悪く一度の産卵で数個の卵を産みますがその中で自然下で1匹育つと良い方だといわれております。
卵の時にヘビに狙われたり、孵化したとしても外来種に襲われたりして、ニホンイシガメが生きていくにはとても過酷な状況になっているといえます。
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