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亀の飼い方~カメ飼育法~

リクガメの温浴

亀には多くの種類がいます。

また、大きく分けると亀は水棲ガメとリクガメとに分けられます。

水棲ガメは水中で生活していることが多くあり、時々甲羅干しをすることで殺菌や栄養分の吸収などを行っております。

リクガメも水棲ガメ同様に紫外線を多く好むものが多いため紫外線が屋内飼育下では必要になります。

リクガメの場合は陸での活動が中心になりますが、水浴びも必要になります。

水浴びをするときに水分補給をする亀もいますが、多くのリクガメは気温が高いところに生息しているため、水がぬるま湯に近い水温になっていることもあり、室内飼育をする際には普通に水を容器に入れて、2,3日に1回程度40度程度のお湯に浸からせて温浴をさせてあげます。

この温浴には賛否両論がありますが、基本的に自然界に住んでいる野生のリクガメの場合は運動量がとても多く、消化もよく、排出物もきちんとでておりますが、飼育下では限られたスペースでの活動となり、どうしても運動不足になってしまいます。

運動不足が続きますので消化不良や便秘気味になってしまうリクガメも多くいます。

しかし、温浴をすることで体が温まり、排出物を出しやすくなり、便秘が解消されます。

この温浴を行うことでリクガメは体力を消耗しカロリーも消耗します。

ですので温浴後は新鮮な野菜を与えて水分と栄養分の補給をしてあげましょう。

温浴をすることで普段の運動不足になりがちなリクガメの代謝も良くなり、健康的に飼育が可能となります。

この温浴を行わなければ病気になりやすかったり、リクガメ自体にストレスが溜まり、同居しているリクガメに攻撃的になったりして性格が荒くなることもあります。

温浴は賛否両論で、否定的な方もいますが、家庭で飼育していると大きな庭か部屋で放し飼いをしていない限り、運動不足になることは確実です。

飼育環境は広ければ広いほどいいですが、なかなか広いスペースで飼育することは難しいのが現実です。

ですので、温浴がリクガメの飼育には欠かせないのです。

大型のケヅメリクガメやゾウガメなどの場合はお風呂場でシャワーや洗面器でお湯をかけてあげている飼育者も多くいます。

また温浴をすることで、甲羅を磨いて常に綺麗な甲羅で飼育ができますので鑑賞にもとてもよいです。

また、甲羅を磨いてあげるとリクガメは気持ちよさそうにしていてとても可愛いですよ。

リクガメも脱皮をしますが、甲羅を綺麗に磨き続けていると脱皮後も綺麗な甲羅が出てきて、年々、綺麗なリクガメになっていきます。

リクガメの多くは人間と同じぐらいか人間以上長生きするものが多くいますので、飼育する際は最後まできちんと世話をすることは勿論ですが、家族の同意も必ず得てから家族全員で飼育をするようにしてあげましょう。


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