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亀の飼い方~カメ飼育法~

ヨーロッパヌマガメの飼育

爬虫類の中で最も長生きをするカメですが、このカメの仲間には世界中でとても多くの種類がおります。

最近は日本にも外来種が野生化してきており、一部の地域では問題にもなっております。

また、昔はカメと言えばゼニガメ、ミドリガメが主流でしたが、最近のペットショップや爬虫類専門店では各国の水棲ガメやリクガメを仕入れており珍しいカメも販売されております。

今回は水棲ガメの仲間であるヨーロッパヌマガメの飼育について記載させていただきます。

ヨーロッパヌマガメはヌマガメ科ヨーロッパヌマガメ属に属しており、地中海沿岸部からヨーロッパ、旧ソ連西部、イラン北部、トルコなど広範囲での生息が確認されております。

広範囲に生息していることから現在では5から8種の亜種に分けられております。

主に生息している地域は亜熱帯から温帯にかけて生息しており、池や沼、湿地帯の水溜りや流れが緩やかな河川に生息しております。

場所によって違いがありますが、ヨーロッパヌマガメは冬眠もするカメがいるようです。

泳ぎはとても上手でよく泳ぎまわります。

また、甲羅干しも好みますので日光浴も比較的よくしております。

ヨーロッパヌマガメの食性は肉食性であり、水棲動物を中心に良く食べております。

また、両生類小魚もよく捕食しております。

このヨーロッパヌマガメは肉食のカメですが協調性はある種類のようで、複数飼育も間単にできるようです。

ペットショップでは珍しく販売されていることは少ない固体です。

また、野生固体中心になりますので販売されている固体の大きさはその都度変わってきます。

基本的に国内のショップに出回る個体は輸入されてきている野生固体中心になっていますが、最近では国内繁殖にも成功している方がおり、数は少ないですが、繁殖固体も販売されております。

このヨーロッパヌマガメはとても丈夫な種類であります。

どこの国のヨーロッパヌマガメか確認ができるのであれば確認をしておくと日本でも屋外飼育が可能なカメがいますので購入時は輸入されてきた国名を調べておきましょう。

このヨーロッパヌマガメは冬眠をする固体がいますが、飼育初心者のかたは冬眠はさせないほうが無難です。

基本的には冬季は室内下記は屋外での飼育としておくと上手に飼育ができると思います。

基本的には日本の環境でも生き抜いていくことができるカメですので決して飼育放棄をすることがないようにしてください。

現在アカミミガメが異常発生している問題があり、外来種が敬遠されているので第二のアカミミガメを作らないように飼育者は責任を持って飼育されるようにしてください。


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