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亀の飼い方~カメ飼育法~

水棲ガメの飼育環境

最近では爬虫類をペットとして購入していく方がとても多くなってきております。

特に爬虫類の中でもカメを購入されていく方が多いようです。

このカメの飼育の人気は飼育に手間がかからない点が最も飼育理由に多いようです。

爬虫類の多くは餌を毎日与えるものは、あまりいません。

蛇の仲間は1週間か10日に1度で大丈夫です。

また、カメの場合は2日~3日に1度で充分です。

蛇の場合は自然下でも飼育下でも消化が遅いため変わりませんが、カメの場合は自然下では毎日とても多くの量を食べます。

そして、食べた分以上に動き回りますので消化も良く毎日食べていても問題ありません。

しかし、飼育下では毎日餌を与えると飼育スペースが限られていますので運動不足により消化不良が原因で病気になってしまったり、死んでしまったりします。

この消化不良を防ぐために、わざと餌を定期的に抜きます。

この餌を抜くことでカメを長期飼育することができます。

水棲ガメの飼育環境ですが、種類によって水温などが変わってきたりしますが、今回は水温は無視して水温以外の飼育環境について記載させていただきます。

水棲ガメの飼育環境ですが、基本的には水場と陸場の2つを用意します。

小型のカメであれば60cm水槽ぐらいの大きさをベースにし、大型のカメであれば120cm水槽をベースにします。

基本的には水棲ガメは水中で良く泳ぎますので水深は深めにしておきます。

水場と陸場の割合は水場が7割で陸場が3割程度で大丈夫です。

陸場を設ける時は土が理想的ですが、飼育水が濁ってしまい、水替えをするときのメンテナンスも難しいためブロックやレンガなどで作ってあげて登り易いようにレイアウトしてあげてください。

複数飼育で繁殖を目的にする場合は必ず砂をベースに陸場を作ってあげてください。

但し、飼育水が濁ったり排出物などの汚物が砂の中に入り込みますので定期的に小まめに清掃してあげないといけません。

不潔にしておくと水棲ガメの場合はすぐに皮膚病にかかってしまいますので注意してください。

水棲ガメの飼育環境はシンプルなものが一番良くて水場と陸場を作ってあげて、あとは小型の濾過装置を付けてあげると飼育は可能です。

良く、お店ではシェルターなど隠れる場所を作ってあげてくださいと言われることがありますが、飼育下ではシェルターは基本的には不要です。

自然下では外敵から身を守るために隠れ場所は必要ですが、飼育下でシェルターを入れてしまうと神経質にカメがなりますので病気になり易かったり、臆病になってしまって餌を中々食べてくれなくなったりもします。

神経質なハコガメやイシガメにはシェルターが必要とよく言いますが、飼育下では飼い主に慣れてもらうようにしなければいけませんのでシェルターは置かずに単独飼育で徐々に慣らしていくようにして飼育してあげてください。

水棲ガメの飼育環境はシンプルが一番です。


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